トレンドラインを引こう!
トレンドラインは、トレンドを判断するための補助線です。移動平均線のように予め引かれている線ではないので、自分で線を引く必要があります。上昇トレンドの時には安値と安値を結んだ線を引き、これを「下値支持線」とします。一方、下降トレンドの時には高値と高値を結んだ線を引き、これを「上値抵抗線」とします。
トレンドラインは数多く引くことができますが、それが有効なトレンドラインかあまり有効でないトレンドラインかを見極めることが必要です。そこから何度も株価が跳ね返されているようなトレンドラインであれば、トレンドラインとして有効に機能しているといえます。
有効なトレンドラインを見つけたら、そのラインに沿って売買していくことになります。株価が下値抵抗線をはっきり下に割り込んでしまったら「上昇トレンドが崩れた」と考えたり、下降トレンドが続いていた株が上値抵抗線をはっきりと上に突破するうごきになったら「トレンドが上昇に転換した」と考えたりすることで、売買戦略を立てることができます。