基本のチャートパターン(12)出来高急増を伴う「下ヒゲ」
出来高急増を伴う「下ヒゲ」というのは、「大量の投げ売りが出たものの、それを吸収して買い上がるエネルギーが発生」したことを意味します。したがって、下落が続いた後に出来高急増を伴う下ヒゲが出現したら、それを買いシグナルと考えます。買い注文は、買いシグナルを確認した翌日に、前日終値から少し上の水準に指値をするのがよいでしょう。
利益確定は、前回(直近)の高値がメドになります。損切りは、下ヒゲを割り込む水準をメドに行います。株価の習性のひとつとして「クライマックスの動きからの反転」が挙げられますが、「下ヒゲ」が表す「急落→急反発」の動きは、「大陰線と大陽線が並ぶ形」でも表されることがあります。