東証の投資家別売買高で一番多いのは外国人投資家で、売買代金に占めるシェアは過半数を超えるといわれています。日本人が米国株や中国株など海外の株式市場の株を売買するのと同様、外国の投資家も日本の株式市場で売買しますが、特に東証は外国人投資家のシェアが高い分、日経平均やTOPIXなどの株価指数を見ると、ニューヨーク市場などの株価指数と連動することが多いといえます。
個別の会社(銘柄)についても、外国人持株比率の高いところもあり、それだけに海外マーケットの動向は日本マーケットにとっても少なからず影響します。株価を動かす要因にはいろいろなものがありますが、その数ある要因の中の一つとして、海外の株式市場の動きを捉えておくことが重要です。
アメリカの代表的な株価指数には「NYダウ」や「ナスダック」があり、証券会社のマーケット情報や新聞などにも載っていますので参考にしてみましょう。