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株式市場について

投稿日:2017年1月20日 更新日:

株式市場について

株式市場の取引時間(立会時間)は、商品や取引所によって若干の違いはありますが、基本的には平日の午前9時から午後3時の間です。お昼休みを挟んで午前の取引を「前場(ぜんば)」、午後の取引を「後場(ごば)」といいます。

取引の参加者としては、個人投資家、機関投資家、外国人投資家などに大別できますが、機関投資家というのは、生命保険会社や損害保険会社、銀行など、株式市場で資金を運用している企業のことで、個人投資家とは比べものにならない額を売買しています。

また、東証(東京証券取引所の略)の取引全体(売買代金)の半分以上が、外国人投資家によるものだともいわれます。東証は、日本に5つある証券取引所(札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)の中で最も取引量が多く、取引全体の約9割を占めています。 2番目に取引が多いのは大証(大阪証券取引所の略)です。

株式市場には、それぞれの市場によって上場基準が設けられており、東証の中でも上場基準の違いによって「1部」、「2部」、「JASDAQ(ジャスダック)」、「マザーズ」と別れています。 JASDAQ(ジャスダック)やマザーズなどの、ベンチャー企業や若い成長企業が多く上場している新興市場は、東証や大証の1部などに比べて上場基準が緩やかなのが特徴です。

したがって、投資をする際には、市場によって上場している会社の性質が異なることにも留意が必要です。
新興企業は一般的に業績が不安定なことも多く、株価の動きも激しく上下する傾向があり、そういったことから新興市場は「ハイリスク・ハイターン」などといわれます。

また、会社の規模が小さく株の流通量も少ないため、売りたいときに取引が成立せずすぐに売れないなどといった流動性のリスクも考慮する必要があります。

1つの会社が東京と大阪の両方の市場に上場しているケースなどもあるため、株の注文時には市場の種類を指定することが必要です。また、会社(銘柄)を指定する際には、1社に1つ割り当てられている「証券コード」という4桁の数字を使用します。

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